いやいや。
落ち着くのよ、A子!

相手はお嬢様。

『寝た』に別の意味があるのカモ…

そーでショ?!
そーだと言ってぇぇぇ?!


「ねねねね寝たンだ?
どどどー寝たの?
どどどーだったの?」


「どう?

あたたかかった。
上に乗られて、重かったがな。
久しぶりによく眠れた。
こんなところか?」




上に乗られた?

あたたかかった?

寝てマスネ。
ヤってマスネ。

こ… 心が…

もう、トドメを刺して…


「…
鬼神さんって、高杉くんが好きなンだぁ…」


「無論。」




即答キター…

論じるまでも無ぇってかー…

玉砕‥‥‥ グハっ

会話が噛み合っていないことに全く気づかず、A子は散った。

モブキャラのまま…