ぼんやりと

二人シーツにくるまったまま
窓を打つ雨音に耳を傾けよう


呼吸が重なり
うっとりとする微睡みが
薄暗い部屋を満たす頃


きっと


涙が出そうなくらいに

君が
貴方が



愛おしくなるから