戸惑いに足を絡めとられて
身動ぐこともままならず

ただ泥流なる感情に沈みゆく

「何故」を壊れた蓄音機のように繰り返し
眠るばかりのこの日々に

果たして“始まり”は訪れるのだろうか



いや



それは常に


ソコにあるはずなのだ