あれから半年 あいつの荷物は 全部捨てた 連絡もつかなくなって 取りに来ることもないと 思ってから 仕事の帰り道 「あの、宮野裕樹(ミヤノユウキ)さん でしょうか?」 名前を呼ばれて後ろを向いた 「はい?」