彼につられ、斎藤もそちらに目を向ける。 そこには負けて、悔しがる妃絽とそれを宥める夏樹がいた。 「斎藤、望月の腕はどうだ?」 そんな妃絽を見つめる彼らに土方が声をかけた。 「はい、隊士として扱うには問題はないかと。しかし、彼女は女子です。戦場に出すのはどうかと…」 「それに関しては俺に考えがある。次は各務の相手をしてやってくれ」 「分かりました」 斎藤は次の手合わせの相手である夏樹の元へ向かった。