「いってぇ…!何すんだ!せっかく、俺達の寸劇を見せてやったのに!」 三人の中で一番小柄な青年が涙目で妃絽を見て来た。 しかし、そんな涙目など妃絽には関係ない。 「言い掛かりだ、阿呆が!誰も見たいなんて言ってないわ、馬鹿!あんたらが勝手に始めたんだろうが!しかも、勝手に部屋に入って来るな!夜這いか、この野郎!」 「「「………………」」」 妃絽のマシンガントークに三人は呆気を取られている。