今は夜中で、皆が寝静まる時刻だ。



よって、二人の馬鹿でかい声は近所迷惑でしかなかった。



すると、部屋の障子が勢いよく開いた。



「うるさいぞ!トシ、望月君!!ご近所迷惑だろう!!?」



「「すみません」」



こうして、二人の子供の喧嘩は近藤の一喝(神の声)で終止符が打たれた。



その後、二人は部屋の端と端に布団を敷き、互いに背中を向けて眠ったとか…。