その夜。



「だから、布団で寝ろって!」



「嫌だ!布団で寝たら、アンタに襲われかねない!」



妃絽は土方と布団で寝るか、寝ないかで揉めていた。



ちなみに妃絽は柱に寄り掛かって寝ようとしていた。



「襲うか、ボケ!良いから、寝ろ!」



「ぎゃー、変態!誰か助けてー、襲われる!」



「誰が変態だ!それに襲ってねぇ、布団被せただけだ!つか、お前、性格悪くねぇか!?」



何と言うか、二人の会話は子供の喧嘩のようにしか聞こえない。