「じゃあ、俺の部屋に各務君、土方さんの部屋に妃絽ちゃんで」 「「却下」」 沖田の言葉に妃絽と土方の声がハモった。 文句は言わないと言ったが、あれとこれとは別だ。 沖田ならまだしも、さっきまで火花を散らしていた同士で相部屋など以っての外だ。 「総司!てめぇ、俺に対する嫌がらせか!?何故、俺がこんなクソ女と!」 「そうだ!もし、私が女たらしの土方さんに食われたら、どうするんだよ!?」 「「なんだと、この野郎!」」 互いの言葉に反応し、二人同時に同じ言葉を言った。