これから彼女はその理由と共にこの時代で生きて行くだろう。 彼女の存在が闇を照らす月のように動乱の時代を…、新選組の進む道を示し続ける。 そう、道標【月】になるのは彼女だ。 ふと影時は彼女が現代で言って来た言葉を思い出した。 『前って…。あんたはいつから私を見てるんだよ?』 影時はクスリと笑うと水面に手を翳した。 すると、場面は一転し、赤ん坊の頃の彼女が水面に映し出された。 「貴女が産まれた時から私は貴女を見ていましたよ。なんせ、貴女は私の…」 可愛い玄孫ですからね――。