その次の日。 とうとうやって来た未来に帰れる道が開かれる日。 しかし、未来には帰らず、こちらに残ると決めた妃絽には関係ないことだった。 それでも、もう二度とその帰れるチャンスないのかと思うと、少し迷いが生じていた。 そんな迷いが感じ始めた夕方――。 「土方さん、飯だよ」 妃絽は自室で仕事をする土方を呼びに来ていた。