「いてぇ…っ!って、此処は何処だ!?ひひひ、妃絽!」 「うるさい、ハゲ。お前がちゃんと引き戻さないから時を越えたんだよ、多分」 そんな意味不明な彼女達の会話は美丈夫達の耳には入っていない。 「土方さん…、人が降って来ました」 「…あ、ああ」 二人はただ動揺したまま、目の前にいる奇っ怪な格好の男女を見つめていた――。