どうする…? 動くとすれ違いそう。 かといって、じっとしてるのも落ち着かない。 ゴールしてしまえば速い話だけど、そんな自信はない。 「まぁ適当に…」 そういって歩き出すと、携帯が震えた。 そうか。その手があった。 「もしもし」 『今どこだ?』 「鏡の迷宮の中です」 『その中のどこ?』 そんなの… 「わかりませんよ。 周りには鏡しかありません」 いい案だと思ったけど、迷宮の中ではあんまり意味がないな。