…もう、関わるのは止めたはずなのに。 もう、世界を歪ませたくないのに。 なのに、私は自ら関わってしまった。 あぁ、またやってしまったと、後から後悔するのももう億劫になってしまった。 見ていると、頭より体が先に動く。 どうしても、喧嘩を止めさせたい。 喧嘩を止めないければいけないという衝動に駆られる。 きっと、その感情は一生消えることはないだろう。 深く、胸に刻まれた傷跡は今もなお私の心を蝕んでいる。