パシッ その後裏路地に響いたのは、乾いた音だった。 「弱いものイジメとか、餓鬼じゃあるまいし」 3人のお兄様方の前に降り立ったのは黒髪ロングの少女。 純潔な少女が緑の男の拳を止めたのだ。 「あぁん?」 眉間に皺を寄せたのは緑のお兄様。 「ってか、コイツ可愛くね?」 「セリ女の制服じゃん!!」 一気にテンションが上がるお兄様方。