獅蛇が岩から下りてきて十六夜の後ろに立ち、小声で 「見張られてるな、」 「え?」 「アタシたちの上にいるちっこい目玉。天堂の指示だろう。お前をどこまでも溺愛しているらしいな」 「そうだったの」 気づいていない十六夜にため息を吐き、 「まあいい。雑魚はアタシがやってやる。お前はあいつを倒すことに集中しろ」 「ありがとう」 獅蛇が現れたためか不思議と力がわいてくるのだ いけるかもしれない、という自信が十六夜のなかで生まれた 「話は終わったか、白夜叉とは戦えなんだがまあいい、ゆくぞ」