そのころ 川上は人形の式を放ち、最近感じる巨大な妖気を探っていた 式が川上のところへやってきた 「璢美苓、という妖怪が復活し力を貯め、十六夜との決着を望んでおり十六夜は承諾したと」 「なんだと!?その、りゅ、りゅうびれい?とは知らねえが十六夜が暴れれば被害はやべえ」 「決着は今日」 「今日!?なんでそんな急に。で、場所は!?」 「書いて時のごとく、荒れ地です」 「荒れ地、か。遠いが急ぐぞ!」 川上は人形の式を鳥に変え、それに乗り荒れ地へと向かった