次の日の昼前、土曜日
石段を登ってると話し声が聞こえてきて姿を現したのは
「お、どうかしたか?」
「おはようさん」
前鬼と着物をはだけさせて上半身裸で汗だくな十夜だった
「おはよう、十六夜さんに会いに来たの」
「十六夜様?」
「十六夜様なら朝早くから烏丸と出掛けてるぜ?」
烏丸と?朝早くから、か。やっぱり忙しいのか
「そうなんですか?」
「おー。なんでも調べたいことがあるとかなんとか、」
そうなんだ、やっぱり何かあったんだ。
毎日来るのはやっぱり迷惑かな…
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