下をみると十六夜さんと向き合ってい女が見えた 飛んでるから表情は見えない…ただ頭だけ その姿を見たと同時に大蛇は速度をあげて本家まで向かった 「大蛇さん、十六夜さんは!」 「戻れよ!」 『お前たちの指示に従う義理も義務もない、 わたしは十六夜様と総大将に従うだけだ』 低い声冷静に言い放った 確かにそうかもしれないけど、でも心配だよ…戻ってくれないなら十六夜さん早く来てよ… 『...十六夜様を本家で待て』 その声を境に十六夜さんの姿はとうとう見えなくなった