「よっ、久しぶりだな」
用があって異界に行っていた十六夜。帰り道に獅蛇に会い二人で散歩していた
「ねぇ、獅蛇…」
「ん?」
普段は草原だが雪が降り積もり、白銀の世界だった
そこに着いて十六夜はずっと話したかったことを相談した
「私……告白されたの」
一呼吸置いた十六夜が打ち明けると獅蛇は一瞬固まったがすぐに笑った
「ふ~ん、まぁいつものことじゃねぇか」
頻繁に告白されている十六夜。どう断るんだろうと思っていた獅蛇たが…
「……夫婦になるの」
それを聞いた獅蛇は今度こそ固まって目を見開いて十六夜を見た。だがすぐに冷静になった
「よく考えたのか?」
「えぇ、真剣に私のことを考えてくれてね。何度も想いを伝えてくれた……朔のことも受け入れてくれたの」
そう言った十六夜は微笑んでいた。ようやく自分の居場所を見つけることが出来て本当に安心しているような表情だ

