「じゃあまた、夜にね」


と笑って十夜と烏丸と一緒に飛んでいった













――............



「どうですか、十六夜様」


真剣な声で十夜が尋ね、十六夜も真剣にそれに答える



「敵のだいたいの目的はわかったけど姿まではね...」




「そうですか、無理をなさらずに。総大将に伝えてください」


「...」



念には念を、という烏丸に少しうんざりする十六夜



だがそこには十六夜の身を案じていることを、理解しているから十六夜は心でいう




ありがとう.........