一日、天堂の家で療養した十六夜は痺れが無くなり快活した
「いーちゃまっ、よかったぁぁ!ありあとぅ、たしゅけてくれてっ」
「ううん、ありがとね。天堂さんを呼んでくれて」
頭を撫でると嬉しそうに笑った雪梛にじゃあね、と告げて別れた後
天堂の自室.......
「大丈夫か、」
「はい、ありがとうございます」
十六夜は天堂の布団に無理矢理寝かされていた
思い返していた
危ないときに息を切らして駆けつけた天堂
抱き締めてくれる力にどれだけ安堵したか
香弦に触られているときに考えていたのは間違いなく、天堂
「本当に十六夜は心配ばっかさせるな。早く夫婦になって見張らねぇとな」
冗談半分でからっと笑ったがいつものように困るか、と思っていた天堂
だが――
「.........そうですね」
そうですね?って...
どういう意味かわからないまま十六夜に視線を向ける起き上がり微笑んでいた

