外で待っていた百鬼たちに十六夜を託して香弦と向き合った
天堂に蹴り飛ばされた香弦は痛みに脇腹をおさえていた
「てめぇ、十六夜に手ぇ出しやがって」
ワシだってまだなのに、と内心思ったがふざけるときではない
愛しい女に手を出されて黙っているわけがない
「お主のとこのだろ、可哀想にな。喰われたぞ。女の嫉妬とは恐ろしく醜い」
「うるせぇ、こう言っちゃ悪ぃが、あいつらの自業自得じゃ..........覚悟しろよ」
刀を抜きながら笑った天堂に香弦は戦(おのの)いた
――.........
百鬼夜行の圧勝だった、三人組が関わっていたと聞き、百鬼たちは戸惑ったが十六夜を亡き者にしようとしたことは許せない
あの三人組には多少、迷惑してきたのだ
十六夜は百鬼夜行ではないが総大将が惚れている、そして自分たちも慕っている女に手を出されるのは気分も悪いし許されない
百鬼たちも十夜たちも十六夜の無事が分かり歓喜に沸いた

