百鬼夜行と暴走族 弍




「わたしは香弦(かげん)という。お主たちは殺す代わりにわたしに何をしてくれるのだ?」


「身体をあげます」

「えぇ、思う存分抱いてくださって結構よ?」

「一度、あなたのような男に抱かれてみたいと思っておりました」


三人がしなだれかかり香弦の胸に手を置き、合わせの部分から手を忍ばせている


白い着物に赤い帯をして肩を出して誘惑している


そうか、と立ち上がり十六夜のもとへと向かう



顔が見えないため髪を分けると香弦は言葉を失った


......十六夜のあまりの美しさに


人差し指に十六夜の顎をのせ上を向かせる



「美しい、今まで見てきたどんな女子よりも美しい。一度肌を合わせてみたいものだ」


「...ん、」

十六夜は転ばされているのに顔だけ上を向かせられるとしんどい