十六夜が連れてこられたのは屋敷
痺れて身体が言うことをきかず焦っていた
「お主が十六夜か」
部屋は暗いため、目を凝らして前方を見るとそこには藤色の着物をきた黒い長髪の男が畳に座っていた
側にいたのは十六夜の存在に嫉妬し、妬んでいた百鬼夜行のあの三人組の女
「お主たちの頼みはこの十六夜という女子(おなご)を殺すことであったな」
それを聞いた十六夜は確信とまではいかないがやはりと思った
「えぇ、そうです」
「あの方に色目を使い誘惑した厭らしい女です」
「わたくしたちがあの方にずっと尽くしてきたのに...あの女はあの方の心を奪ったのです」
好き勝手に言っているが身体が動かないため話す気力もない

