「お前さん、訳ありなんだな、」 天堂は十六夜に何があったかは知らないが何度も見たから分かっている 十六夜が何かを抱えていると 「......すごいですね、」 そう答えたきり十六夜は俯いた そんな十六夜を見た天堂は手を握った。安心させたかったのだ 冬の寒さとは対称的な温かさにほっとした 十六夜は何故かは分からないが自然と話していた 「.........そうだったのかい」 天堂が静かに答えると十六夜は溜まっておさまりきらなかった涙が零れた