「留年はそうそうするもんじゃないんだぞ?わかってるのかよ......」


俺の頭を後ろから叩いて笑った


「まあ、べっち。あと一年よろしくな!!」


と涼が笑い飛ばすのをべっちは無視して歩いていった



ていうか



「十六夜さんが言ってた嫌な感じっていうのはこのことだったのかな」



「たぶんそうだね」


「完璧そうだな」


「すげえな、女神は!」


「.........」


涼、女神はやめようよ。すげぇなって、こんな予感当たってほしくなかったよ



なんだかんだいってみんなあんまり気にしてないみたいだし大丈夫かな


悪いけど一年間一緒にいられるのが増えて嬉しい




......それにしても十六夜さん、何かあったのかな