ゆっくり休ませるためにもとの部屋で談笑していると百鬼夜行が終わり、天堂たちが帰って来た


百鬼たちが総大将に挨拶して就寝し始め、天堂は十六夜たちの居る部屋に入って来て雷斗たちが居ることにびっくりしたがすぐに笑って迎えた



「いらっしゃい」


「お、お邪魔してます」


未だに総大将に慣れずに堅くなってしまう雷斗たちに苦笑いした天堂


しばらく天堂も交えて話をして途中、十六夜は琉威の看病のため話から抜けていたりを繰り返していると天堂はぱっと顔を上げた



「どうしたんですか?」


「……ん?気にすんな」


にかっと笑った天堂に顔を赤らめた優希とそれを咎める晴樹



琉威の額の手拭いを代えて戻って来た十六夜は天堂の隣に座った


「どうじゃ?」


「うん、さっきよりは下がったよ。よく寝てる」



そうか、と十六夜の頭を撫でている天堂を見て皆が顔を赤らめた