「申し訳ないんですけど、今日のことはショーということに……」 そりゃそうか、街中の人間に知られたら十六夜さんたちの生活が危なくなるかもしれない 分かりましたっ 言いません! 「ありがとうございます」 にっこり笑った 「っ!」 バタバタと倒れた またか…… 「あっ…」 十六夜さんが何かに気づいたように声をあげた 「どうしたの?」 「烏丸が…」