十六夜さんに学校の屋上まで送ってもらった
今は10時前だから休憩時間だ
「じゃあね、また」
と十六夜さんは帰ろうとした
その時
「やっとみつけたぜ」
「!」
と声がした
声がした方を見ると同じ一年の川上昌がいた
こいつとはクラスが違うから話したことがない
なんでいるんだろう?やっとみつけた、って
十六夜さんを見るとわかっていたようにくすっと笑った
「こんにちは」
「挨拶なんてどうでもいい、やっとみつけたぞ」
川上は十六夜さんを睨みつけるように見ている
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…