倉庫に戻るとみんな興奮していた やっぱり妖怪だったんだなっ 十六夜さんすげーよ! あんなこと普通出来ねーよ! あのからすは何なんだ!? 十六夜さんの仲間か? そんな声があちこちから聞こえた 終わったのに身体がまだ震えて仕方ない ふわっ 温かいものに包まれた、十六夜さんだ 頭を抱えるように抱き締めてくれて背中を撫でてくれた それだけで震えもおさまって落ち着いてきた