烏丸が目眩ましに羽を撒き散らしながら飛び回るのに対して妖怪も攻撃してる 十六夜さんは矢を放つ瞬間を待ってずっと構えてる 攻防を続けていると妖怪は一瞬よろけて隙が出来た 今だっ!! 十六夜さんは放った矢は不思議な光を纏いながら一直線に進んでいく 烏丸はそれを視界に入れてすぐに避けたため、矢は妖怪に命中して後方にあった陸橋にぶつかった ずりずり、と道路上に大きな音をたてて落ちてぴくりとも動かなくなった ……よかった、これで街の人には被害が出ない。とりあえずひと安心だ