「あっという間であったな」 部屋でくつろぐ三人 獅蛇は一人で窓の障子を開け格子に腰を下ろし、酒を飲んでいる 開いた障子から入ってくる風が心地よかった 「あっという間だったね」 「そうじゃな、また来るかのぅ」 「おう、酒飲み足りねぇからな」 あっという間だったが三人、特に十六夜と璢美苓の間には得られたものがあったはずだ ゆっくりできたし、天堂に感謝しなければと微笑んで眠りについた