「アキ、また会いましょう。きっと私とあなたは何度も巡り会い、愛し合う運命で結ばれているんですよ。その運命は途切れる事はない。来世の私があなたと結ばれたように何度でもです。…だから泣かないで」



ラヴは微笑むと剣を抜き、叫びながら援軍に向かっていった。



アキの目には矢が刺さりながらも剣を振るラヴの姿が滲んで映った。


援軍は茂みに隠れているアキに気付き、アキに弓を向ける。




「アキっ!早く…目を覚ますんだ!!」



ラヴがアキの前に立ち叫ぶと、アキを狙った矢がラヴに突き刺さる。



ラヴは倒れる瞬間、微笑みながら呟いた。




「Aki…i love you…forever…」































ラヴは隣で眠るアキが泣きながら震えているのに気付き、目を覚ました。



「…ん…アキ?」

「ラヴ…ラヴ…」

「はい、ラヴですよ。大丈夫。ここにいますから…安心しておやすみ」



ラヴはアキの額にキスをすると、アキを強く抱きしめた。