「ねぇ、今からアキの焦げたハンバーグ食べに行こうよ♪」


「いきなり何を言い出すかと思ったら…今何時だと思ってんだよ!」


「アシュリーの言うとおりだ。キズナも寝てるだろうし、今行ったら迷惑だ」


「いいじゃん、実家なんだから」



酔ってるレオンに連れられ、実家を目指す3人。




すでに深夜を回っている時間に実家に押し掛けた3人が、アキに怒られたのは言うまでもない。



それでもエンドロール家にはハンバーグの焦げた匂いが漂っていた。








もういい大人のくせに

まだまだ子どもの3人だが


親の知らない所でちゃんと成長しているのだった。