「あー!!もう。わかったわよ。そこまで言うならラヴ帰ってくる時間だし、迎えがてら買いに行こっか」

「わーい♪行くぅ」

「じゃあちゃんとコートとマフラー巻いてきなさい」



子ども達は元気よく返事をすると、コートとマフラーを取りに部屋へと駆けていった。


アキは火元を確認し、キッチンを片付けると自分もマフラーとコートを羽織った。




「ほら、行くよ―!」



アキが玄関でブーツを履きながら叫ぶと、子ども達が階段から降りてきた。




「アキ、俺のマフラー無いよ〜」

「えぇ!?学校に忘れてきちゃったのかな?仕方ない…」



アキは自分の首に巻いているマフラーを取ると、レオンの首に結んだ。




「はい、これで寒くないよね」

「うん♪ありがとう。このマフラー、アキのいい匂いがする」



レオンはへへっと微笑むと、アキのコートの裾を握って歩き出す。