二人が決まって飲みに行く場所は「ブリアン」というこじんまりとしたジャズバーだった。
常に優雅なサックスの音色が店内の雰囲気を作っていて、ちょっとした大人の気分を味わえる。
「おぅ、お二人さん、いらっしゃい」
出迎えるのは一条と古い付き合いのあるマスターの北川蓮だ。
二人が店に来るとオーダーを聞かずともいつもの飲み物を出す。
甘口よりも辛口を好む一条は、ジンストレートにライムではなく、オリーブを落とす。
クリアな液体の中に細かい気泡が浮かび上がって向こうに見える夜景がぼんやり透けて見える。
一条はお礼の代わりに軽く手を上げ、煙草に火を点ける。
ジッポーのリッドが押し上げられる時のキンッという金属音に何故か奈央は色気を感じてしまう。
普段は真っ白なシェフコートに身を包んでいるため、私服姿の一条は新鮮だった。
ジーンズの見栄えがする長駆の先にまで目がいってしまう。
常に優雅なサックスの音色が店内の雰囲気を作っていて、ちょっとした大人の気分を味わえる。
「おぅ、お二人さん、いらっしゃい」
出迎えるのは一条と古い付き合いのあるマスターの北川蓮だ。
二人が店に来るとオーダーを聞かずともいつもの飲み物を出す。
甘口よりも辛口を好む一条は、ジンストレートにライムではなく、オリーブを落とす。
クリアな液体の中に細かい気泡が浮かび上がって向こうに見える夜景がぼんやり透けて見える。
一条はお礼の代わりに軽く手を上げ、煙草に火を点ける。
ジッポーのリッドが押し上げられる時のキンッという金属音に何故か奈央は色気を感じてしまう。
普段は真っ白なシェフコートに身を包んでいるため、私服姿の一条は新鮮だった。
ジーンズの見栄えがする長駆の先にまで目がいってしまう。



