ヴァルキュリア イン キッチンⅡeternal

 それに、スーシェフになる前は気さくに話しかけてきてくれた同僚も今では一条の目があるからか、態度がよそよそしくも感じられた。



『これが……昇進することの代償なのかな』




 男社会で肩を並べ、女だからと言って見くびられないように対等に仕事をこなしてきた自負はある。


 どちらかと言えば、打ち解けて話しに興じたりするのが煩わしいとさえ思ってやってきたのに、なんとなく職場の輪に入れていないような自分が嫌だった。