本当のキミ

【水姫side】

悠真君がパーかぁ…

菫がきびきびと私たちに指示した。

「わかったー!」

『行こッ!悠真クン』

悠真君の裾を軽くつかんで
連れて行く

「うん!行こっか!」

悠真君と私は、販売場に並んだ。
このショッピングモールにしてはすいてるけど
やっぱ混んでる。

『悠真君は何頼む?』

チラッと悠真君の方を見て聞いてみた。

「ああ、俺?んーどしよっかな…」

子供みたいに真剣に悩んでる。

『クスッ…』

かわいくてつい笑ってしまった。

「あー!なんだよ俺は真剣なんだ!何にこの大事な200円を使うか!」

手に握った200円を大事そうに持っている。

『あはは!真剣なのがおかしいの!』

面白い人。
なんかいいなぁ…