本当のキミ

すると前にいる子が

「え!何、菫知り合い?」

と菫に向かって勢いよく言った。

「うん、ちょっとね。この間絡まれてるとこを助けてもらったの。」

と今考えたとは思えないほどすらすらと言った。
よく舌が回るな…。

「紹介してよ!」

と女の子に言われ、菫は少し前に出てきた。

「えっと…この子は水姫私の幼馴染です。」

女の子を手で指して言った。
水姫ちゃんはペコっと小さく会釈して
よろしくお願いします。
と元気よく言った。


今度は俺を指して

「この人は夏向…さん。」

俺も、
よろしくと笑顔で言った。