本当のキミ

そこにいたのは夏向ともう一人
夏向とは違うけど
こちらもイケメンだ。

みんなが振り向くのもわかる。

なんでここに夏向が?

いや、どこにいてもおかしくないけど…
こんな広いとこで会うなんて…
偶然にもほどがある。


少しパ二クッていると

「…あれ?左側の人…春奈先輩に似てない?」


ギクッ…


ここで似てないって言ったら怪しいな…
同一人物だもん…


私は興味なさそうに

『ん?…あ、ホント…似てるね。』

と言った。

そんな私の態度に
もーとか言ってるからなんとかごまかせたらしい。


ほっとしたのもつかの間
次の水姫の言葉で打ち消された。


「あの人たちこっち来てない!?」