本当のキミ

ドタドタドタ…

10時15分
おそらく水姫の階段を下りる足音がした。


ガチャッ!

すごい勢いでピンクのレースで飾られたリビングの扉が開く


「すーみーれー!!」

おまたせーと息を切らしながら言う
ぜーはーいいながら近づいて


「い、行こうか…」


と私の手を引いた。


私は水姫ママに紅茶ごちそう様と言って
水姫に引かれながら扉へ向かった。


今日も水姫はかわいらしいイメージだった。
白い水玉のブラウスにリボンをして
赤いハイウエストのスカートをはいている。


髪もゆるく巻いてある。
15分遅れたとはいえ、よくここまで準備できたな…

小さくそんなことを思いながら


『「いってきまーす!」』

水姫ママに挨拶をして
私たちはショッピングモールに向かった。