本当のキミ

んー…
一日で仲良くなってもおかしくない理由ね…


ふっと夏向のほうを見ると
私を見つめていた。

ん?切なそう?
なんか、あったのかな?

私と目が合うと
はっとしてすぐに笑った。


「きまった?」

そう聞いてきた。
ぼ-っとしてたのかな?

『い、いや…まだ。』

そういうとそっかと言って
そっぽを向いた。

やっぱ気のせいかな?
どこかおかしい気が…