本当のキミ

一瞬もやっとした感情が流れたが、それもすぐにやんだ。

あいつが表の顔で本気でそう言ってるわけがないと思った。

それに、昨日と顔が違う気がする。
昨日のほうが本気だった。
そんな気が…する。


その時ひそひそと女子の声が聞こえてきた。

「なによ…あいつ、許さない。」

そんな声が…


?…なんだ?