本当のキミ

眠ろうとして目をつぶると…
瞼の裏に記憶が流れる。

はー…

ねむれねぇー…

仕方なく俺は起き上がり
荷物の整理なんかして暇を粒ながら
今日の出来事を考えていた。

あいつめ…
憎もうとしたけど…
あいつの目を思い出すと、
どうしてもできなかった。

あいつにも何かある気がする
本当はもっと明るい性格だけど
隠しているような、そんな雰囲気が見えた。


あれ?
いいこと考えてどうするんだ…


そんなことをぐるぐる考えていると
いつの間にか
俺の意識は途絶えていた。