本当のキミ

じわ…

読み終えたとたん視界が歪んでしまった。

『かのんちゃん…かのんちゃん…!』

ガク

絶望やら後悔やらで私は膝から崩れ落ちた。

《菫ちゃん?》

ニコリと優しく笑うかのんちゃんが頭に浮かんだ…

私…なんてことしたんだろう…

私がしたことって……?

ここまで信じてくれて、優しくて…
あんなことしたのにまだこんな優しいかのんちゃんを。

私はお母さんにされたことをかのんちゃんにしたんだ。


私がかのんちゃんを裏切ったんだ。

なんで信じられなかったんだろう…


もう、戻れないんだ…
もう、会えないんだ…

『う…うぅ…あぁ~…』

ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。