本当のキミ

わけがわからない。

あの子たちが言ったてことは、すべて作り話?
なら、かのんちゃんは…


今まで感じたことのない憎悪が私の中を渦巻いた。


頭に血が上った私は、とっさに女の子たちの前に出ていた。

私の方を見ていた、女の子2人の顔が一気にひきつるのがわかった。

「す、菫ちゃん…」

その声を聞いた、ボスらしき女の子がゆっくりと私の方を向いた。

その顔は明らかに青ざめていた。

『ねぇ、どういうこと?』

自分でも恐ろしいと思うほどの低い声がでた。

女の子たちは口をぱくぱくさせて何も言わない。
そのことにイラついて、罵声を浴びせた。

『どういうことって聞いてるの!説明して!』

女の子たちから、「ひっ」っという小さな悲鳴が聞こえた。

感情を抑えられない。

『っ…』

もう一言叫ぼうとしたときボスについている女の子が、弱弱しい声で話し始めた。