本当のキミ

その日は、先生に言ってほかの子の部屋に泊まらせてもらった。

「ここ、布団しいといたから。」

『ありがと。』

軽く愛想笑いを交わし、私は布団に入った。

何も考えなくてよくなると、どうしても思い出す。

感情を消したはずなのに…

体の中の何かをぐっと圧迫されるような…
苦しい。
苦しいよ。

でも、泣いて疲れたのもあってか、私は目をつむるとすぐに意識を手放した。



『…か…のん…ちゃ……』