本当のキミ

いつの間にか時間が過ぎて行った。


でも、もうどうだっていい。

私がどうなろうがなんだっていい…


―――――――

一般的な大舎制というところに入ることになった。
聞いた話だと、年齢や性別で分けて5人部屋くらいで暮らすらしい。

でも私が入った部屋には、一人しかいなかった。

案内されて

「ここよ。荷物はもう部屋に置いてあるし、同室の子には言ってあるから、安心していいわよ。」

私は、無表情でうなずき中へ入っていった。

カチャッ…


ぱっと目に入ったのは、軽く茶色がかった長い髪を三つ編みにした女の子だった。

その子は扉があく音に反応した感じで、こちらを振り向いた。

「あ、今日入った子?私、星宮 叶音、よろしくね。」

ふわりと笑って

手を差し出してきた。


  これが私とかのんちゃんとの出会い。