本当のキミ

優柔不断にごちゃごちゃ考えた結果。

言うことにした。

だからさっきまでいた教室に行ってみたけどいなかったからメールで呼び出した。
メールで言えばいいじゃないか、と…

メールを送信してわかったと帰ってきた後気が付いた。

なんで俺ってこんなにバカなんだろう。
ドキッドキッドキッ

この待っている時間が一番きつい。

来てからもきついかもしれないけど…

落ち着かなくてうろうろうろうろしていると、

ガラッ…

静かに扉の開く音がした。
それと同時に俺の体も硬直した。

「水姫の事って…何?」

あれ、意外とふつう。
ホッとしたけど、ちょっとショック。

『えーっと、さっき会ったんだけど、様子が変で…』

俺も悔しくなって平静に努めた。

「変…?」